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市民公開講座

『脳卒中センター 第5回市民公開講座』開催報告

2025年(令和7年)10月4日(土)に『脳卒中センター 第5回市民公開講座』を柿安シティホールにて開催しました。
今年は『脳梗塞の予防と治療、多職種支援について』をテーマとし、今回初めて循環器内科と合同開催させていただいたことで、脳神経内科・脳神経外科・循環器内科の様々な角度から脳卒中について講演をしていただきました。また脳卒中・心臓病等相談窓口について認定看護師から講演していただき、皆様のお悩みに役立つような情報を発信いただきました。
当日はあいにくの雨模様でしたが、96名の市民の皆様に参加を頂き、誠にありがとうございました。講演終了後のアンケートでは全体評価として80%の方から良くわかった・大体わかったとご回答いただき、脳梗塞の理解についても86%の方が良くわかった・大体わかったとご評価いただきました。
今後も市民の皆さまにより脳卒中について理解いただけるような講演会を継続していきますので、ご機会あればご参加いただければ幸いです。

講演スライドとアンケート結果を閲覧できるようにしましたのでご覧ください。
なお、スライドはPDF形式となっておりますので、動画のスライドなどは割愛させていただいています。

過去の市民公開講座はこちら

▶ 第1回、2回市民公開講座

脳卒中センターの重要な任務の一つが、市民への啓発活動です。
・脳卒中とはどんな病気か
・脳卒中にならないように何に気をつけたら良いのか、
・どんな症状がでたら直ぐに救急車を呼ばなければいけないのか
・脳卒中になったらどんな治療が必要なのか
などを市民の皆さんに知っていただくことが大切です。

この地域では前例がない中で、2019年1月19日(土)に桑名市総合医療センター脳卒中センター「第1回市民公開講座:知っておこう! 脳卒中の最先端医療とその予防 」を、2019年10月19日(土)に「第2回市民公開講座:知っておこう! 脳卒中の急性期治療とリハビリテーション 」を七栗記念病院さんと合同で開催しました。

脳卒中センター市民公開講座
▶ 第3回市民公開講座

2023年(令和5年)10月21日(土)に、新型コロナの影響で延期していました「脳卒中センター第3回市民公開講座」を柿安シティホールにて開催しました。

特に患者さんの数が多い「脳梗塞」と呼ばれる血管が閉塞する脳卒中を中心に取り上げ、「知っておこう! 脳卒中センターの役割と脳梗塞の予防・治療について」というテーマで3つの講演を行いました。会場内では感染症対策のためマスク着用などの協力をお願いし、初めての試みで「手話通訳・要約筆記・磁気ループ」を取り入れて講演や質疑応答などを行いました。

顔が曲がったり手に力が入らなくなったり言葉が喋りにくくなったりしたら、頭痛が無くても直ぐに救急車を呼ぶことが大切なことを、パンフレットを配布して啓発させていただきました。

▶ 第4回市民公開講座

2024年(令和6年)9月21日(土)に「脳卒中センター第4回市民公開講座」を柿安シティーホールにて開催しました。

昨年の市民公開講座のアンケートで「クモ膜下出血」について講演を聴きたいとの要望をいただき「知っておこう! クモ膜下出血と脳卒中の予防について」というテーマで講演を行いました。脳卒中の片マヒ体験コーナーも開設し前回と同様に「手話通訳・要約筆記・磁気ループ」を取り入れました。

2024年(令和6年)は能登半島地震から始まり、脳卒中学会から「復興にはまず健康 脳卒中にならないために」という啓発ポスターが発信されました。今回の講座では災害対策や災害時の健康維持についても取り上げました。 

講演スライドとアンケート結果を閲覧できるようにしましたのでご覧下さい。なおスライドはPDF (Portable Document Format)形式で添付しますので、動画のスライドは再生できません。

講演1 脳卒中と今後の診療体制について(+災害と脳卒中予防)
   脳神経外科 脳卒中センター長 阪井田博司

講演2 クモ膜下出血の予防と外科的治療
   脳神経外科 部長 梅田靖之

講演3 今すぐ始める!脳卒中予防 −自分と大切な人を守るために –
   脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 白井美佳

講演4 脳卒中予防のための食事と栄養
   管理栄養士 下間咲花

アンケート結果