あなたの足は大丈夫?
~下肢静脈瘤とその治療~
桑名南医療センター 病院長 平田和男医師
皆さんは下肢静脈瘤という病気をご存知ですか?私たちの血管には心臓から全身に血液を送る動脈と、血液を心臓に戻す静脈の2種類があり、静脈には血液の逆流を防ぐために弁が付いています。下肢静脈瘤は足の静脈の弁が何らかの原因で壊れて血液が逆流し、静脈がボコボコと瘤(こぶ)のようになる血管の病気です。女性に多い病気と思われがちですが、男性にも多く見られます。
主な原因は、立ち仕事やデスクワークなど長時間同じ姿勢を取り続ける事や、加齢、肥満、遺伝など、特に女性は妊娠・出産をきっかけに発病する方も多いと言われています。
主な症状は、足の血管がボコボコと浮き出る、足がむくむ、足が重い・だる い、寝ているときに足がつる(こむら返り)などがあります。湿疹ができたり、重い方は皮膚がただれたり(潰瘍)静脈が炎症を起こす(静脈炎)こともあります。
治療法には、足を圧迫することを目的とした医療用のストッキングの着用による圧迫療法、注射で静脈を固める、硬化療法、手術があり、症状に合わせていくつかの治療を組み合わせていきます。
手術は比較的簡単で短時間で済み、日帰り、または一泊二日で治療することができます。
桑名南医療センターでは下肢静脈瘤の専門外来を行っています。予約制となっておりますので気になる症状のある方は一度お問い合わせください。
◎静脈瘤外来
毎週火曜日 13時~15時、
土曜日 9時~12時
電話 0594–22‐0650
こんにちは。桑名市総合医療センターの広報を担当しているゆめ子です。
3月3日はひな祭りにちなんで各医療センターでもちらし寿司や3色団子、ひなあられなど、ひな祭りメニューが提供されました。
どのセンターもみんなおいしそうですね!
『がん患者と家族の方のおしゃべりサロンin桑名』を開催します。
こんにちは。桑名市総合医療センターの広報を担当しているゆめ子です。
桑名市総合医療センターは、三重県がん相談支援センターの主催する「おしゃべりサロンin桑名」に共催をしています。
おしゃべりサロンでは、同じ病気の人の話を聞いたり、誰にも話せなかった心の内を話したり、不安なことや自分の悩みを聞いてもらうことが出来ます。
話すのは苦手なので「ただ聞いてみたい」と言う方も参加して頂けます。
どうぞお気軽にお立ち寄りください。
〇 日時 平成29年3月8日(水)13:30~15:30
〇 場所 桑名市民会館 3階 第3会議室
〇 参加費無料、参加申し込み不要
〇 お問い合わせ がん相談支援センター (059)223-1616
こんにちは桑名市総合医療センターの広報を担当しているゆめ子です。
先日節分にちなんだイベントが行われると聞いて、桑名南医療センターの託児所にお邪魔してきました。
元気いっぱいの子どもたちは、手作りの鬼のお面をかぶって鬼の歌を歌ったり、鬼に扮した先生の絵本の読み聞かせを聞いたり、とっても楽しそうでした。
私も子供たちに元気をいっぱいもらって帰ってきました。
こんにちは。桑名市総合医療センターの広報を担当しているゆめ子です。
新病院の建設現場の1階部分に、モデルルルームが建設されました。
モデルルームには、ベッドや車いす、日用品が収納できる引き出しや戸棚が付いた床頭台などの備品を配置されていました。
この日は、看護師さんがモデルルーム見学に参加し、設計会社の人の説明を真剣に聞いていました。
参加した看護師さんは、看護師の視点で作業のしやすさを確認し、また、患者さんの視点でベッドに寝てみたり、
車いすに乗ったりして使いやすさを検証しました。
モデルルームはすべてのスタッフが見学し、使い勝手などを確認していきます。
こんにちは。桑名市総合医療センターの広報を担当しているゆめ子です。
今シーズン最強の寒波の影響で桑名市でも土曜日からたくさんの雪が積もりました。
東・西・南の各医療センターでも職員が朝から雪かきをしていました。
この雪の影響により本日1月16日のシャトルバスは午前中運休とさせていただきました。
午後は通常通りの運行を予定しておりますが、交通事情により遅延が予想されます。
皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご了承いただきますようお願い申し上げます。
C型慢性肝炎は治る時代になりました
桑名西医療センター 内科部長 石田医師
近年、治療効果の高い新しい抗ウイルス薬が相次いで登場しています。ウイルスに直接(Direct)的に作用(Acting)する抗ウイルス薬(Antivirals)の頭文字をとってDAAと呼ばれています。DAAの登場で3~6か月の内服治療で95%以上の患者さんは完治できるようになりました。
C型慢性肝炎は慢性肝障害の原因として最も多い病気です。感染者は国内に約150万〜200万人いると言われています。進行すると肝硬変を経て肝臓癌になる危険が高く、日本人の肝臓癌の約65%がC型肝炎由来です。C型肝炎ウイルスは1989年(平成元年)に存在が証明されて以降、インターフェロン注射を中心とした治療が行われてきました。しかし、日本人に多い遺伝子型1bのC型肝炎は治療効果が低く、インターフェロン治療で治らなかった方や、副作用で治療を中断された方も多数おられます。DAA治療はこれらの方も同様に完治できることが報告されています。「以前インターフェロンで治らなかった」とあきらめていないで、ぜひ新しい抗ウイルス薬内服による再治療を考えられてはいかがでしょうか。
ただし、内服前に検討しなくてはならないことがいくつかあります。C型肝炎ウイルスの遺伝子型で内服するDAAは異なります。
そのほかに、
①肝硬変が進みすぎている人には使えないこと
②腎機能の程度
③持病で薬を内服中の方は飲み合わせ
④耐性ウイルスの有無等が内服前に検討すべき点です。
かかりつけの先生を通じ、専門医のいる医療機関へ御紹介いただき、DAA内服治療を検討されることをお勧めします。
こんにちは。桑名市総合医療センターの広報を担当しているゆめ子です。
今年も残すところ後3日となりました。
桑名市総合医療センター(桑名東医療センター・桑名西医療センター・桑名南医療センター)では、
平成28年12月29日(木)~平成29年1月3日(火)まで、休診させて頂きます。
なお、平成29年1月4日(水)より、通常通り診療を行います。
今年は、ブログを開設し、たくさんの情報を皆さんにお届けすることが出来ました。
来年も院内の出来事や、医師のコラムや、栄養管理室だよりなどたくさんの情報を皆さんにお届けしたいと思います。
皆さんよいお年をお過ごしください。
こんにちは。桑名市総合医療センターの広報を担当しているゆめ子です。
インフルエンザが流行りだしましたが、皆さん体調はいかがですか?
手洗いやうがいでしっかり予防して楽しい年末年始を過ごしてくださいね。
さて、今月桑名市総合医療センターの各センターでは12月の行事にちなんだ食事を提供させていただきました。
東・南医療センターでは21日の冬至にちなんでかぼちゃを使ったお料理を、
東・西医療センターは24日、南医療センターでは25日にクリスマスにちなんでチキンやケーキをお出ししました。
これからもいろいろな行事にちなんだお食事をこのブログで紹介していきたいと思います。
こんにちは。桑名市総合医療センターの広報を担当のゆめ子です。
さて、今日は南医療センターの緑のカーテンのその後をお伝えします。
この夏緑のカーテンは、強い日差しを遮り、きれいな花などで私たちを楽しませてくれました。
ゴーヤは最終的に80本以上収穫することができました。入院患者さんの食事に提供したり、託児所の子供たちに収穫を手伝ってもらったり色々楽しい企画も行うことができました。
朝顔は夏が終わっても花が咲き続け、最後はとても小さいですが11月に入ってからも花を咲かせていました。
種もたくさん取れたので来年はこの種でまた緑のカーテンに挑戦したいと思います。