広報ブログ

こちら広報室ゆめ子が行く!

医師コラムvol.3

 

              

sasakiDr

              ファーストエイド(応急手当)
               ~出血の正しい止め方~

 

 

 

 

桑名西医療センター 救急科部長 佐々木俊哉医師

 

 けがをすると出血することが多いです。出血が続くと生命に関わることがありますので、出血をなるべく早く止める必要があります。
今回は、医療機関を受診するまで、あるいは、救急隊が到着するまでに、皆さんができる出血に対する応急手当について説明します。

○止血の基本
 出血を止めることを止血(しけつ)といいます。止血の基本は、出血しているところを直接、圧迫することです。これを、直接圧迫止血法(ちょくせつあっぱくしけつほう)といいます。
ほとんどの出血は直接圧迫止血法により止血することができます。

○直接圧迫止血法のやり方
 応急手当は周囲が安全な場所で行います。

photo_kyuukyuu

①ガーゼなどが入った救急箱を用意します。感染症から身を守るために、ビニール手袋を着用します。手袋がない場合は、ビニール袋で代用します。
②出血している場所をガーゼ(布やハンカチなど)で覆い、その上から直接、圧迫を加えます。圧迫は、指の平らな部分や手のひらを使います。
③出血が止まるまで、圧迫を加え続けます。ガーゼの上に包帯を強く巻けば、圧迫を加え続けることができます。
④圧迫を加えながらすみやかに医療機関を受診します。
※指や手足の根元を紐などで縛る方法は、訓練を受けた人以外は行うべきではありません。まず直接圧迫止血法を行いましょう。

○次のような場合は直ちに119番通報し救急隊を呼びましょう
①どうしたらよいのかわからない。
②大量に出血している。
③止血できない。
④大けがをしている(転落など大けがの場合は、胸・お腹・骨盤など体の内部で大量に出血している可能性があり、外見ではわかりません)。

 

栄養管理室だよりvol.3

~8月26日「まるごとサミット食」が出来るまで・・~

 

こんにちは。桑名市総合医療センターで広報を担当しているゆめ子です。

8月26日に桑名東医療センターの夕食で、「まるごとサミット食」が患者様に提供されました。
志摩観光ホテルの宮崎料理顧問と相可高校食調理科の村林教諭と相可高生10名が当院のスタッフと一緒に、各国首脳に提供した味を再現しました。

当日は、朝の10時から調理室に入り夕食提供に向けて準備を始めました。
徐々に出来上がる料理に心がわくわくして、ずっと見ていたい気持ちになりました。
ひとつひとつ丁寧に仕上げられていき、美しく盛り付けられていく料理の数々に感動してしまいます。

  0901 

昼休憩後、志摩観光ホテル、相可高校、調理室のスタッフが一丸となって、夕食提供時間に向けて調理します。

0904   

調理室は、いつもとは違う料理のにおいがしていました。

つづく

 

緑のカーテン観察日記vol.2

こんにちは。桑名市総合医療センターで広報を担当しているゆめ子です。

今日は、南医療センターの緑のカーテンの様子を見に行ってきました。
緑のカーテンを見ると、朝顔が綺麗に咲いていました。

 midori3 midori2  midori1 

そしてついに、ゴーヤを収穫する日がやってきました。

最初の一本目は、桑名南医療センターの院長先生が収穫してくれました。

midori4   midori5

託児所の子供たちも来てくれて、収穫のお手伝いをしてくれました。
みんな楽しそうに収穫していましたよ。

midori6

収穫されたゴーヤは早速カレー炒めにしてお昼に提供されました。

midori7

メッセージカードには職員が折った朝顔の折り紙が添えられていました。

休憩時間を利用して作ったそうです。

 

 

 

 

 

総括看護部長が特別講演会を行いました

こんにちは。桑名市総合医療センターで広報を担当しているゆめ子です。

8月4日に、当院の総括看護部長が鈴鹿医療科学大学で1年生を対象に特別講義を行いました。

IMG_0730

この講義は、鈴鹿医療科学の特色のひとつとして行われている「医療人底力教育」のひとつとして行われています。

総括看護部長は、「主役は自分‼頑張れ自分‼」というタイトルで講義をし、
受講した学生たちは、真剣に耳を傾けていました。

受講した学生の皆さんは4年(6年)後には、医療・福祉の現場で働くために勉強しています。
もしかしたら、リニューアルした桑名市総合医療センターで一緒に働く日が来るかもしれません。
その時が、楽しみです‼

 

 

医師コラム vol.2

~脱水とエコノミークラス症候群~

 

 

桑名東医療センター
肺循環器外来(非常勤)
山田 典一医師

 

 

 
 4月16日に起こった熊本地震では、被災者の多くにエコノミークラス症候群が生じされたことが報道されました。
本来、エコノミークラス症候群とは、長時間の飛行機旅行の際にできる下肢の静脈の血栓と、その血栓がはがれて流れて肺の血管を閉塞することで生じる肺塞栓症(はいそくせんしょう)をさします。重症化すると死に至る場合もあります。
 災害時の避難所・車中泊や長時間の飛行機旅行のいずれでもそうですが、限られたスペースで歩行・体動が制限されることに加え、十分な水分補給ができないなどにより脱水をきたし、静脈に血栓が生じやすくなると考えられています。特に汗をかきやすい夏にはしっかり水分を摂取しないと熱中症だけでなく、血栓リスクも高まりますのでご注意ください。急に片脚が腫れて痛みがある場合には静脈血栓のせいかもしれません。放っておくとはがれて心臓や肺血管に流れて重症化するかもしれませんので、早めに受診してください。

 

 

緑のカーテン観察日記 vol.1

こんにちは。桑名市総合医療センターの広報を担当しているゆめ子です。

今日は、南医療センターの緑のカーテンの様子を見に行って見ました。
6月30日に見に行きましたが、緑のカーテンの成長に驚きました。

06301

6月30日の様子

 
 
みどり1

7月27日の様子

まだ、日差しをさえぎるには小さいですが、ゴーヤには花が咲いて、小さな実もできていました。

 緑2 緑3 

これからも成長が楽しみです‼

 

医師コラム vol.1

桑名西医療センターでは、三重大学 成田正明教授による小児診療内科を開設しました。

photo(12)_(13)_Dr.narita

小児診療内科(非常勤) 成田 正明医師

 

対象   自閉、多動、学習障害、場面緘黙(ばめんかんもく)、
               発達遅れ等でお困りのお子さん

診療時間 第2・4火曜日 午後1時~5時 ※完全予約制
予約方法 平日午後2時~5時に電話でご予約ください。
               TEL (0594)-22-7111

 

 

 

 

○診断と適切な対応が大切
 「落ち着きがなく、じっとしていられない」「こだわりが強すぎて融通がきかない」など子供の発達でお困りの方は少なくないのではないでしょうか?
 これらの症状は、人とのやり取りがうまくいかない自閉症や落ち着きがない注意欠陥多動性障害などの発達障害の可能性が考えられます。発達障害は生まれながらの脳機能の障害で、その原因はわかっておらず、根本的な治療法はありません。しかし、専門機関できちんと診断を受けて、一人ひとりに合った支援をすることで症状を改善することができます。

○生活リズムの改善を
 診察では、これまでの成育歴(いつしゃべり始めたかなど)、睡眠や食事などの生活リズムについてお聴きします。自閉症や多動症は、脳内ホルモンのアンバランスが関係するとも言われており、「早寝・早起き・朝ごはん」の生活リズムを直すだけだで良くなることが少なくありません。生活リズムを整える工夫をみんなで考え、時にはお薬を少量ずつ試すこともあります。

○自己肯定感を高める
 その他、褒められる、継続的なお手伝いをして認められるという経験から自信をつけ、自尊心や自己肯定感を育むことで不思議なほど改善します。これにはちょっとした褒めることを探すという点で細かい観察が求められ、私たちも保護者の方も努力が必要です。

 

 

 

願い事はしましたか?

こんにちは。桑名市総合医療センターの広報担当を担当しているゆめ子です。

7月7日の七夕の日に、東、西、南医療センターの行事食に七夕そうめんが提供されました。

七夕そうめん東

東医療センター

 
七夕そうめん_西

西医療センター

 
七夕そうめん_南

南医療センター

 

七夕に、そうめんを食べる風習は、平安時代から存在しています。 そうめんのルーツは、中国の「索餅(さくべい)」という小麦料理だと言われています。 古代中国では、「7月7日に索餅を食べると1年間無病息災で過ごせる」という伝説があり、奈良時代に索餅が日本に伝えられ、そうめんへ変化しました。

昨日は、少し曇り空でしたが、星を見ることが出来ました。皆さんはどんな願い事をしたでしょうか?

ドイツから学生が研修に来ています

こんにちは。桑名市総合医療センターの広報を担当しているゆめ子です。

ドイツのフライブルク・カトリック大学から看護学を学んでいる学生が、桑名市総合医療センターの専門分野の役割や看護ケアを学ぶために研修に来ました。

研修生は、5日間の研修期間に東・西・南の各医療センターを回り、病棟で働く看護師の実践現場などを見学し、日本の医療制度を学びました。

photo(14)_Internship

最後の研修の日には、研修生が桑名市総合医療センターでの研修を振り返り、
「日本の医療保険制度や、看護師の役割など違いを知ることができ、とてもいい経験になった。」と話していました。

桑名市総合医療センターは、6月20日から7月23日までの合わせて4名の学生を受け入れます。

緑のカーテン始めました

こんにちは。桑名市総合医療センターの広報を担当しているゆめ子です。

今日は南医療センターの取り組みをご紹介します。

南医療センターはM-EMS((ミームス)三重県環境マネジメントシステム)の認証を受けており、その取り組みの一環として今年は緑のカーテンに挑戦しています。

緑のカーテンとは、つる性の植物を窓の外に這わせて栽培することで、直射日光を和らげて室温の上昇を抑える手法のことです。今回はゴーヤ、インゲン豆、朝顔、フウセンカズラの4種類を栽培しています。

06301  06302 

残念ながら今回は職員以外立ち入り禁止の場所で栽培されているので、このブログで随時成長をお知らせしますね。

アーカイブ