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医師コラムvol.7

あなたの足は大丈夫?

~下肢静脈瘤とその治療~

 

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  桑名南医療センター 病院長 平田和男医師

 皆さんは下肢静脈瘤という病気をご存知ですか?私たちの血管には心臓から全身に血液を送る動脈と、血液を心臓に戻す静脈の2種類があり、静脈には血液の逆流を防ぐために弁が付いています。下肢静脈瘤は足の静脈の弁が何らかの原因で壊れて血液が逆流し、静脈がボコボコと瘤(こぶ)のようになる血管の病気です。女性に多い病気と思われがちですが、男性にも多く見られます。

 主な原因は、立ち仕事やデスクワークなど長時間同じ姿勢を取り続ける事や、加齢、肥満、遺伝など、特に女性は妊娠・出産をきっかけに発病する方も多いと言われています。

 主な症状は、足の血管がボコボコと浮き出る、足がむくむ、足が重い・だる い、寝ているときに足がつる(こむら返り)などがあります。湿疹ができたり、重い方は皮膚がただれたり(潰瘍)静脈が炎症を起こす(静脈炎)こともあります。

 治療法には、足を圧迫することを目的とした医療用のストッキングの着用による圧迫療法、注射で静脈を固める、硬化療法、手術があり、症状に合わせていくつかの治療を組み合わせていきます。

 手術は比較的簡単で短時間で済み、日帰り、または一泊二日で治療することができます。

 桑名南医療センターでは下肢静脈瘤の専門外来を行っています。予約制となっておりますので気になる症状のある方は一度お問い合わせください。

 

◎静脈瘤外来
毎週火曜日 13時~15時、
土曜日   9時~12時

電話     0594-22‐0650